≪さくら≫のお話
- 2017/03/31(金) | スタッフのつれづれ
3月も終わり、いよいよ4月となります。
私自身にとっては社会人10年目に入る、節目の年度となります。
今まで以上に皆さまのお役に立てるよう尽力していきたいと思います。
春と言えば≪さくら≫を思い出す方も少なくないのではないでしょうか?
今年は2月の気温が低くつぼみの成長が進まなかった為、例年に比べて1
週間程遅い開花予想となっており、関西では4月頭に開花予定となってお
ります。その翌週の頃が満開になると思いますので、お花見を考えられ
ている方は4月第2週目がおすすめです。
せっかくなので、今回は≪さくら≫にまつわるお話をしたいと思います。
日本には天然記念物に指定された≪さくら≫が39本もあるのですが、その
中には有名な山梨県の山高神代桜や福島県の三春滝桜などがありますが、
実は兵庫県にも国定天然記念物に指定された≪さくら≫があります。
写真:山高神代桜
兵庫県養父市にある「樽見の大桜」は仙人の桜という意味のある別名「仙桜」
とも呼ばれ、その樹齢は1000年とも言われ、樹高13.8m、根回り8m、目通
り幹周6.3mもあり、樹齢、幹周ともに全国で10指に入るほどの立派な≪さく
ら≫です。
ただ、長年の風雪から樹勢が弱まり、大枝も枯れたり折れたりするなど枯死が
危ぶまれましたが、地元の有志の方や樹木医の方の献身的な活動により治療を
大規模に施し、近年では以前のような荘厳な姿を取り戻しているそうです。
写真:樽見の大桜
弊社のある神戸市灘区から車で約2時間半ほどかかるので、気軽には行きづらいかもし
れませんが、ぜひ一度足を運んでみてください。
養父市までは足は運べないという方は弊社の目の前にある神社でも毎年≪さくら≫の季
節にはキレイな花を咲かせ、桜祭りでにぎわっておりますので是非お立ち寄りくださ
い。
まだまだ寒い日が続きますので、ご自愛ください。