共通仮設工事と直接仮設工事の違い
- 2023/11/06(月) | 工事課
建設業界の見積書には「共通仮設工事」「直接仮設工事」と言う項目をよく見かけます。
この両者の違いは、何でしょう。
インターネットの用語説明では
共通仮設工事=「建物本体と直接関わりはないものの、現場全体をスムーズに進めるために必要になる項目」
直接仮設工事=「建物づくりに直接関わる仮設備や仮作業」
と、なんとなく分かりにくい表現です。
ざっくり、分かりやすく「例」で説明すると、
共通仮設は現場事務所や仮設トイレ・材料倉庫等がこれに当たります。
直接仮設は、仮設足場や仮設ゴンドラ等です。
セコカン(施工管理=現場監督)は、共通仮設事務所が運び込まれると「さ、始まるぞ」と身構え、仮設足場工事が始まると組んでいる仮設工(鳶)さんや荷下ろし・置いている資材達から目が放せません。
どちらも、工事を進める上で重要な役割を持っており、着工すると最初に取り掛かる工事です。
- 1 /